桐生市を愛する皆さん、こんにちは!
桐生市といえば、やはり「グルメ」ですよね!織物の街として栄えた歴史ある桐生市は、実は知る人ぞ知るグルメの宝庫なんです。
今回は、桐生市で本当に美味しいグルメを厳選してご紹介します。地元の人に愛され続ける老舗の名店から、最近話題の新しいお店まで、桐生市のグルメシーンを徹底解剖していきましょう!
桐生市の代表的グルメ:これだけは絶対に食べるべき!
1. ひもかわうどん - 桐生が誇る幅広麺の魅力
桐生市のグルメといえば、まず外せないのが「ひもかわうどん」です。なんと言ってもまずはその衝撃的なビジュアル。うどんとは思えないその麺の幅は、お店によってはなんと10センチを超えるものまであります。
「ひもかわうどん」と呼ばれるその名称は「帯が川で洗われる様子から」という説もあれば、愛知県刈谷市の名物だった平うどん「芋川うどん」から伝わったとの話もあるという興味深い歴史があります。
藤屋本店 - ひもかわうどんの老舗中の老舗
桐生の郷土料理である「ひもかわうどん」は、一般的なうどんと比べて幅の広い麺が特徴。このひもかわうどんの老舗として知られるのが、創業120余年の「藤屋本店」だ。
この老舗店では、地元産の小麦粉と水を使い、長時間かけて熟成させた手打ち麺は、ツルツルの喉越しとモチモチした食感で好評です。注文を受けてから茹でるので、いつも出来たてを味わえるのも嬉しいポイントです。
看板メニューの「ひも川カレーセイロ」は、ネギや肉をしっかり煮込み、旨みが溶け込んだアツアツのカレーと、モッチリした食感のひもかわうどんが相性抜群で、多くの人に愛されています。
店舗情報
- 〒376-0031 群馬県桐生市本町1-6-35
- 定休日は月曜日と第四火曜日
- 土、日、祝日、祝前日: 11:30~14:30 17:00~20:30
2. ソースカツ丼 - 桐生のソウルフード
桐生市のもう一つの代表的グルメが「ソースカツ丼」です。群馬名物のひとつとして その名があがるソースかつ丼。 主には東毛・桐生市の ご当地グルメとして知られています。
志多美屋本店 - ソースカツ丼発祥の地
なかでも「元祖」と、多くの人から 認められているのが志多美屋本店さん。1926年創業、ルーツはうなぎ屋さんで 当初は食堂だったようですが、ソースカツ丼が人気となり 40年以上前に専門店になりました。
桐生のソースかつ丼はここが発祥のお店となっていて元祖の味が堪能できます。志多美屋本店の名物、ソースかつ丼はきめ細やかなドライパン粉での仕上がりと材料のヒレカツのコラボは桐生名物と言っても過言ではない、サクサクした食感はたまりません。
タレも代々直伝のタレでここのタレは真似できないという、まさに本物の味を楽しめるお店です。
メニューの特徴
- ソースかつ丼4個入り(¥990)
- お味噌汁とサラダとお新香も付いてきます
- レギュラーのカツ丼4個からメガ盛りソースカツ丼8個も人気
3. 桐生うどん - 100年フードに認定された歴史ある味
桐生市は実は「うどん」の産地としても有名です。100年フードに認定されている桐生うどんや群馬名物ひもかわが美味しくいただけるお店が数多くあります。
群馬県では昔から小麦粉が多く栽培されてきた。うどんに限らず、お好み焼き、焼きそばなどの粉物文化が根付いているという土地柄もあり、桐生市では質の高いうどんが食べられるのです。
しみずや
創業90年を越える『しみずや』さんでは、帯の広い麺にカレーがまとって美味しいカレーひもかわが人気です。
亀六そば店
桐生市川内町にある「亀六そば店」は 創業昭和45年です。蕎麦は吟味して厳選した蕎麦粉を石臼で丁寧に挽き そば粉8つなぎ粉2にて心を込めて打ち上げた 本物の手打二八そばです。
うどんはお店オリジナルの粉を使い コシのあるシコシコツルツルの うどん特有の旨みを引き出した 当店自慢の手打ちうどんで 幅広のひもかわも人気という本格的な味が楽しめます。
桐生市の隠れた名グルメ:地元民だけが知る美味しいお店
4. 老舗の鰻屋「赤松」
桐生市錦町にある鰻屋「赤松」は 店の入り口に大きな提灯が目印です。店舗は大正時代から建設され、100年を超える老舗店でこれまでに丁寧に手を加え 店を維持してきたとのこと。
うなぎも勿論美味しいのですが 、今回はランチでとり丼のダブルごはん大盛りを注文 炭火で焼かれたとりは柔らかく 甘辛のタレがよく絡んで ご飯も美味しくいただきました。
テイクアウトのとり弁当も 赤松の人気メニューだそうですので、お家でも楽しめますね。
5. 中華料理「龍苑」のチャップスイ
桐生市には独特の中華料理も存在します。《チャップスイ(¥950)》をチョイス 野菜ソース味ライスと書いてあるが…食べてみないことにはわけがわかりませんという興味深いメニューがあります。
たっぷりの野菜に椎茸にキクラゲに餡掛けをまとわせウスターソース味に仕上げてあり美味しいという、他では味わえない桐生独特の中華料理です。
桐生市グルメの楽しみ方とおすすめコース
桐生グルメ巡りの基本コース
午前中:朝からうどん
桐生市民の朝は早いです。地元の人々は朝からうどんを食べることも珍しくありません。藤屋本店は火~木: 11:30~14:30からの営業なので、午前中は他のうどん店で軽めの朝食を楽しみましょう。
昼食:メインのひもかわうどん
お店の営業開始前に戻れば、GWなので、大行列ができていましたが、早めに食べることができましたとあるように、人気店は早めに行くのがコツです。
夕食:ソースカツ丼でシメ
Budget:1,000円~1,999円という手頃な価格で楽しめるソースカツ丼は、桐生グルメ巡りの締めくくりにぴったりです。
桐生グルメの食べ歩きのコツ
1. 営業時間を事前にチェック
※最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用くださいとあるように、事前の確認が大切です。
2. 行列を覚悟する
いつ出掛けても長蛇の列で、 毎回諦めていたという人気店も多いので、時間に余裕を持って行きましょう。
3. お土産も忘れずに
藤屋の「半生ひも川」は、山紫水明の街・桐生で長い年月を経て確立した伝統の技で作っております。1袋2人前 600円でお土産として持ち帰ることもできます。
桐生市の新しいグルメスポット:進化し続ける食文化
採れたて野菜とカフェの融合
桐生市相生町の静かな住宅地に 2023年9月にオープンした 「やさい直売と小さなcafe hana」は お店の隣りにある畑で育てた 採れたての野菜を販売していて 旬の野菜や果物を使った カフェメニューも人気です。
野菜は年間を通して90種類も 育てているそうですという豊富な種類の新鮮野菜を使ったメニューが楽しめます。
グルテンフリーの新たな挑戦
2024年9月20日にオープンした 身体に優しいグルテンフリー専門の ケーキと焼菓子を販売する 可愛いお店も登場しており、桐生市のグルメシーンは常に進化しています。
桐生市グルメの魅力を最大限に楽しむために
地元の人に愛される理由
桐生市のグルメが特別な理由は、単においしいだけではありません。「自宅に麺棒がある人が多い」という、桐生の人たちにとってうどんが身近な食事であることが伺えるように、食文化が生活に根付いているからです。
普段から家族で食べるのはもちろん、冠婚葬祭などのハレの日にも振る舞われてきたという、生活と密接に関わった食文化が桐生市の魅力なのです。
観光客にも優しい桐生グルメ
「今日は、ひもかわにしようか」と地元の人たちが訪れるように、桐生に来たらお店の暖簾をくぐってみてはどうだろうという気軽さも桐生グルメの魅力です。
多くの店舗では、どれも麺を、蕎麦、うどん、ひもかわうどんの中から選ぶことができるので、初めての方でも安心して楽しめます。
価格帯も魅力的
桐生市のグルメは、質の高さに比べて価格が手頃なのも大きな魅力です。麺のメニューはそば・うどん・ひもかわの3種類を選ぶことができるのですが、どれも同じ価格というのも魅力という良心的な価格設定のお店も多く、気軽に楽しめます。
桐生市グルメの未来:伝統と革新の融合
伝統を守りながら進化する味
桐生名物のひも川うどんとソースかつ丼がオススメのように、伝統を守りながらも時代に合わせて進化し続けているのが桐生市のグルメシーンです。
秋冬限定だったが、客の要望を受けて定番になった看板メニューのように、お客さんの声に応えて新しいメニューが生まれることも多いです。
SNSでも注目される桐生グルメ
うどんとは思えないそのビジュアルは「これがうどん?!」とSNSでも注目を集めそうというように、見た目のインパクトも大きな魅力となっています。
桐生市のグルメを通じて感じる「おもてなしの心」
老舗店主の心意気
なるべく地元のものを使いたいという意向で、うどんの粉は地元のものをブレンド。県内を流れるきれいな水を使って作られた麺というように、地元愛あふれる取り組みが随所に見られます。
桐生の伝統工芸「桐生織」がインテリアとして飾られているところも多い。桐生の歴史を楽しみながらお食事をご堪能ください。という、食事だけでなく桐生の文化も一緒に楽しめる配慮も素晴らしいです。
地域全体で支える食文化
桐生市は日本を代表する絹織物の町です。近年は自動車部品などの機械部品の生産でも有名です。郷土料理が多く、ソースかつ丼や桐生うどんなど、地域の歴史と食文化が深く結びついています。
まとめ:桐生市グルメの奥深い魅力
桐生市のグルメは、食事を超えた文化的な体験を提供してくれます。織物産地らしい誕生の由来があるひもかわうどんや、1926年創業という長い歴史を持つソースカツ丼など、それぞれに深いストーリーがあります。
お店によって麺の幅や、味のバリエーションも様々。食べ比べもオススメですというように、同じ料理でも店舗ごとに異なる個性があるのも桐生市グルメの醍醐味です。
桐生市を訪れた際は、ぜひ時間をかけて様々なお店を巡ってみてください。一つ一つの店舗で大切に守り続けられている味と、そこに込められた思いを感じることで、きっと桐生市の魅力をより深く理解できるはずです。
地元の人たちに愛され続ける味、そして観光客をも魅了する桐生市のグルメシーン。これからも新しい挑戦を続けながら、伝統の味を守り続けていくことでしょう。皆さんも、ぜひ桐生市の豊かな食文化を体験してみてくださいね!
最後に、桐生市のグルメを楽しむ際は、地元の人々の温かいおもてなしの心も一緒に味わってみてください。きっと食事がさらに美味しく感じられるはずです。