桐生のいろいろ

第60回「桐生 八木節まつり」〜4年ぶりの全面開催

日本の伝統を感じる「桐生 八木節まつり」が4年ぶりに復活

桐生八木節まつりの歴史は
1964年(昭和39年)に春の商工祭・
夏の祇園祭・七夕祭・花火大会や
地域の祭礼をまとめ
第1回桐生まつりとして
開催されました

その後1988年(昭和63年)に
郷土芸能の八木節を取り入れ
「桐生八木節まつり」と改称し
現在に至っています

毎年50万人の集客がある
桐生八木節まつりは
コロナが流行り
中止や縮小などを経て
今年ウイルスが5類に移行した事で
令和5年に4年ぶりの
全面復活祭となりました

夏の一大イベントの祭りは
毎年8月の第一金曜日から日曜日の
3日間にわたり開催され
県内外から集まった人達で
桐生の街が熱気と興奮に包まれます

夏を彩る「桐生 八木節まつり」の魅力

一番盛り上がるのは八木節おどりで
数ヶ所に設置されるやぐらを
参加者が囲んで踊る
踊り手は地域団体だけでなく
飛び入りも一緒に見よう見まねで
多くの人が踊り祭りの夜を
盛り上げます

 

そして伝統ある鉾(ほこ)の巡行や
神輿の渡御も見所です
なかでも注目は本町三丁目と
四丁目を舞台に行われる
368年の歴史「鉾の曳(ひ)き違い」です

江戶時代末期の1862年に作られ
高さ7.5mの上部に翁(おきな)の面を着けた
源頼朝の人形がある「翁鉾」と
明治時代の1875年に作られ
高さは関東最大級の9.2mで最上部に
素戔嗚尊(スサノオミコト)の
人形が飾られた「スサノオ鉾」

2つの鉾が出会うと
お囃子(はやし)の競演が始まり
曳き違う瞬間は圧巻です

祭りの賑やかな様子を見て歩き
舞妓さんと写真撮影なんかもあったり

ほかにも八木節のメロディに合わせて
キッズから一般部門まで参加できる
オリジナルのダンスを踊る「ダンス八木節」や
桐生の織物製品を市価よりもかなり安く
一堂に集めた「桐生織物メチャクチャ市」
市内の各団体が趣向を凝らしそれぞれの
テーマに沿った衣装を着て練り歩く
「ジャンボパレード」など多彩なイベントが
盛りだくさんです

祭りならではの屋台も沢山ある他
桐生市飲食店もビアフェスを開催
更に今年は本町一丁目に
祇園祭の付け祭りとして
様々なフードキッチンカーが集まり
「ほんいち夏祭り」を行い
あちらこちらで盛り上がっていました

桐生八木節まつりのスケジュール

来年もまた桐生八木節まつりで
盛り上がりを楽しみたいです

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