文化を語るモダン様式の建物
桐生倶楽部会館は大正8年(1919年)に
起業家たちの社交場として建てられた
日本最古のスパニッシュコロニアル様式の
建物です
平成8年(1996年)に
国の登録有形文化財に指定
平成27年(2015年)に
桐生市重要文化財に指定されています
館内は当時から使用されている
家具が現在も置かれていて
入館料無料で見学ができます
レトロ洋館のさまざまな部屋
館内の部屋は1号室から2・4・5・6号室
まであり3号室がないのが気になり
管理スタッフさんに聞いたら
館内入ってすぐのロビーが
昔は3号室だったようです
その中央ロビーの天井にある照明は
建設初期からのもので三角の木枠に
平和・幸福・親睦と書いてありました
これがパンフレットにも記載された
気高き倶楽部精神の象徴のようです
全ての部屋にはモダンなデザインの
暖炉がそれぞれありその時代を
感じさせる雰囲気と更にそれぞれに
絵画も飾られていました
裏庭もあり銅像が置かれていて
どの場所も魅力的でした
そしてこの会館の部屋は
映画やドラマの撮影でも使用されていて
1号室と2階にある大広間は
ドラマ『この世界の片隅に』(2018年放送)で
6号室は映画『ユリゴコロ』(2017年公開)で
それぞれ登場しています
桐生まちなかのロケ地巡りも楽しめる
レトロモダンな洋館に
ぜひ出かけてみてください